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AIが作り出す著作物に著作権が発生?AIと著作物について考える [society]

【AIが作ったコンテンツの著作権はどうなる?--福井弁護士が解説する知財戦略】
https://japan.cnet.com/article/35115900/


 
先日、いろいろとお世話になっているビクターさんのビクターロック祭りに行ってきました。大好きなアーティスト、そして、特にそうでもなかったアーティストからも、多くの感動やぬくもりを頂き、心ほくほく、感謝の一日でした。

ただ、上の記事を読んで、そんな気持ちから一転、音楽に対して厳しい現実の捉え方もちゃんとしないといけないなとも思いました。

上の記事の中で、多くの著作物を創作するAIたちが紹介されています。(記事引用)

・故人・星新一の作品の新作を作り上げるAI
・ビートルズ風の曲を作曲するAI
・会社や商品のロゴを生成してくれるAI
・企業の決算情報が発表されると、わずか数分でそれを元に記事を書き上げるAI
・バッハ風の曲をランチタイムの間に5000曲作り上げるAI
・有名なAI作曲サービス「Jukedeck」は30秒に1曲ペースで作曲。1年フル稼働すれば、JASRACが管理している全世界の曲の3割にあたる105万曲を作れる
・AIによって100チーム以上ある米国野球のマイナーリーグの全試合の記事を自動配信することも可能

AIの創作物、著作物について、多くのメリットもありますが、デメリットや懸念事項もあります。(記事引用)


《社会影響(主にメリット面)》
・大量化・低コスト化による知の豊富化
・侵害発見・権利執行の容易
・新たな体験・感動・革新

《リスクファクター》
・価格破壊による創造サイクル
・フリーライドの多発・プロセス複雑化による権利関係の混乱
・コピーの連鎖による知の縮小再生産



著作物を作リ出すAIはこれまでの多くデータやコンテンツ(既存の著作物)を元に(吸収・学習して)、新たなコンテンツ(著作物)を作り出しています。(これ結構重要なポイント)

第三者が著作物を利用する場合、著作料はもちろん発生します。多くのデータ(著作物)を利用して新たな著作物を創作するAIを法的にどのように扱うのか。

また、AIが作った著作物に人間が作った著作物と同様の著作権は発生するのかどうか

このように、ふたつの大きな問題点があります。

日本の著作権法では、「情報解析を行うために著作物を複製すること」が、営利、非営利問わず認められています。
これは、世界でもまれな規定です。そしてさらに、AIなどによるデータ解析サービスを可能にする著作権法改正が2月に実は閣議決定されているようです。これらを踏まえて、世界的に見て、日本は機械学習大国(AIによる創作天国?)という指摘もあるようです。

そして、AIの創作物の著作権に関しては、2年前のブログでも書いているように、日本政府はAI創作物に著作権を認める方向でも動いているようです。

【人工知能(AI)が作ったものにも著作権を与えるだと??】
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19

フランスの著作権管理団体がAI作曲による楽曲管理を開始しているという話も聞くと、「AIが著作物、著作権を牛耳っていく流れ」はもう止めることはできないのかもしれないと少々怯えてしまいます。^^;

ただ、記事でも書かれているように、クリエイティブにおいてAIを最大限活用しつつ、法律や規約をしっかり確立させて、最大メリットかつ最小デメリットのバランスを見つけていかないと
いけないと本当に思います。

自分に関わることでもあるので、少しくどく長々と書いてしまいましたが、クリエイティブ(著作物)に関わる人は是非、一緒に考えてもらいたい問題です。

本当に創作や発明は人間の最後の砦?
本当に創作は0から1を作る作業?
冷静に考えれば、私はこれまでに聴いてきた音楽たちの影響を受けながら作曲していることは否めません。
そういう点で、多くのデータを学習して創作してるAIと大差はないのでは?

このように考えれば考えるほど、AIの進化と共に、人間の存在意義が薄れていく感覚に陥っていきます。(物理的にも、哲学的にも、法律的にも駆逐される?)

以上、夢のような音楽フェスの一日から一転、超現実的に音楽にかかわる事柄を考えてみました。

ではでは

P.S.30代最後ということで思い切って銀髪にしてみました。印象はがらりと変わりましたが、言うまでもなく、中身は変わらずただの音楽オタクなので、ご安心を。^^(まあ、こんなブログを書いている時点でね^^;)

AI_creative.png
たとえば、AIが素晴らしい音楽を作曲したとして、AIが作った曲と認識しながら、私たちはその音楽を聴いて感情移入したり、没頭したりすることができるのでしょうか。まあ、人間が作ったと嘘をついてしまえばそれで済むのかもしれませんが。


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